難聴児のオンライン授業。どこまでついていける?

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オンライン授業になってちょっと安心。でも…小さな画面で大丈夫?聴こえる?

新型コロナウイルスの感染者数の増加が止まず不安が募る中、息子の小学校ではオンライン学習が始まりました。家でタブレットを使用し授業を受けることができます。

学校も先生方も初めての試みで本当に大変なことだったかと思います。学校や先生、家庭、本人。それぞれ戸惑いのある中で迎えた今日を、今後活かせるよう書いてみようと思います。




目次

状況

両耳人工内耳装用の小学2年生。地域の普通級に通っています。

夏休み後半8/27より新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言発令。学校より以下の対策がとられることとなりました。

分散登校でクラスの半数が登校し教室で授業を受け、残り半数がタブレットにてオンラインで授業を受けることになりました。

これを交互に9月3日〜12日まで行う予定。

本日の科目は、算数、国語、書写。

オンライン学習のために準備したこと

オンライン授業が決まったのも急だったこともあり、まずはどのように行われるのかを把握したいなと思いました。そのため、学校側に事前に配慮をお願いするということはしませんでした。

タブレットケースも自立できるタイプのものだったので、特に追加購入したものはありません。

ただし、オンライン授業中は画面に顔を映して参加することになるので、背景に映るものに気を遣いました。背景が変えられる機能も使えるのですが、なぜかできなかったので。。ハプニングに備えて自身の身なりをそれなりに整えておきました(笑)

オンライン学習の様子

本人は前日夜からウキウキしていました。いつもと違う状況で勉強することが新鮮だったのか楽しみオーラが凄かったです。

学校で機械操作の指導もしてくださっていたようで、小学2年生でも問題なく使いこなしていました。

こちらの画面から見えるのは、大きい画面に教室の黒板と先生、小さい画面でオンライン参加の子どもたちの顔が映っていました。

先生の声や同じタブレット学習の子の声は、マイクが拾うため比較的聞こえていたようです。ただ、教室のお友達の声を聞き取るのは難しそうでした。

聞き取りにくいところは板書も手がかりにしていました。文字を画面で拡大したりして理解できていたようです。

オンライン参加の子どもたちは発言時のみマイクをオンにするため、音声としては基本的に先生の話す言葉だけなので周りがうるさくて聴こえにくいなどの不都合はなさそうです。

オンライン学習でよかったこと

人工内耳は雑音・騒音下での聞き取りが難しいのですが、オンライン授業の環境ではそういった雑音や騒音が解消されているように感じました。

あとは、良くも悪くも授業中の態度がよーく見えます。息子は問題を解く時間に早く解き終え、時間を持て余しインカメに不要なものを映して遊ぶという行為をしていました。それを授業中にもやり始めること数回。授業が終わった後はお説教タイムが待っていました。

こうした話ができるのもこの機会があったからかなと思いました。

問題点

オンライン参加者側は質問がしにくいです。また、意見を言っても正確に聞き取ってもらえない場面が数回見受けられました。

こちらからの音声はマイクをオンにしても先生からは聞こえにくそうだったので、設定か何か変えられるのかな?

本人の感想

オンライン授業は楽しかったと言っています。学校で受ける授業もオンライン授業もどっちも好き!!だそうです^^

親の想い

先程はタブレットを通したオンライン授業で、雑音や騒音が解消されているように感じましたとお話ししました。ですが、家庭内で雑音や騒音を制御するために私自身が静かにしていないといけないのです(笑)テレビも見れないし家事も音を立てないようコソコソと…。

まぁ、不便といえばそれぐらいなんですけど。。

こうしてオンライン授業1日目は無事終えることができました!

授業参観も中止だったり授業の様子を見ることができていなかったので、こうしてみることができたのは嬉しかったです。小学2年生…積極的に発言したり、プリントがなくて先生に注意?されたりする様子もみんな可愛いかったです^^

オンライン授業後、息子とクッキーを焼いてティータイム♡






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この記事を書いた人

*・難聴息子を育てる主婦・*
息子1人の3人暮らし。現在休職中の看護師。
大好物は麺類と海鮮!泳げないけど海が好き。

難聴児子育てや自身の経験、子どもと作ったものなど紹介していきます^^

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