子どもに読み聞かせる絵本を選ぶときにどんなことを意識して選んでいますか?年齢によって読み聞かせの目的が変わっていきます。皆さんは無意識のうちにしているのかもしれませんが、今日はお勧めの絵本を年齢別の目的も併せてご紹介できたらと思います^^
0~1才の絵本
<目的>
- ・絵本への興味を持つ
- ・言葉をリズムで認識する
- ・リズミカルな言葉で読める絵本がおすすめ
<おすすめ絵本>
- ・しましまぐるぐる
- ・いないいないばぁ
- ・わんわん わんわん
1~2才の絵本
<目的>
- ・指差しを楽しむ
- ・擬音語でおしゃべり
- ・表情や真似を楽しむ
<おすすめ絵本>
- ・だるまさんがシリーズ
- ・くっついた
- ・おべんとうバス
- ・もこもこもこ
- ・じゃあじゃあ びりびり
- ・おつきさまこんばんは
2~3才の絵本
<目的>
- ・発見をする
- ・生活習慣を知り、身に着ける
- ・繰り返しのある言葉
<おすすめ絵本>
- ・いろいろばぁ
- ・大きなかぶ
- ・いろいろかくれんぼシリーズ
- ・だいすき ぎゅっ ぎゅっ
- ・しろくまちゃんのほっとけーき
- ・仕掛け絵本
3~4才の絵本
<目的>
- ・シンプルなストーリーを理解する
<おすすめ絵本>
- ・どうぞのいす
- ・はらぺこあおむし
- ・ぐりとぐら
- ・くれよんのくろくんシリーズ
- ・童話シリーズ
- ・14ひきのシリーズ
4~5才の絵本
<目的>
- ・登場人物の気持ちを汲み取る
- ・想像力を育てる
- ・ユーモアを理解できる
<おすすめ絵本>
- ・ちょっとだけ
- ・おまえうまそうだな
- ・かいじゅうたちのいるところ
- ・はじめてのおつかい
- ・ないたあかおに
- ・みどりはともだち
- ・まゆとおに
- ・おトイレさん
- ・へんしんトンネル
5~6才の絵本
<目的>
- ・挿絵が少ない本も取り入れていく
- ・読解力を育てる
- ・小学校入学にむけて
- ・社会性を育む
<おすすめ絵本>
- ・1日10分でちずをおぼえる絵本
- ・おこだでませんように
- ・とべ バッタ
- ・きょうがはじまる
- ・あいさつってたのしい
- ・一年生になるんだもん
- ・ええところ
- ・どんなかんじかなぁ
- ・けんかのきもち
- ・一さとのおくりもの
子どもが話し上手になる工夫
素話・創作話・おてて絵本
- ・親の言葉で自由なストーリーを作る
- ・こどもの自由なストーリーを聞く
- ・お話づくり絵カードを使ってお話作り(本屋さんに売ってますよ)
最後に
字を読んで内容が入ってない子もいます。話の理解ができているか時々確認してみることも大切です。わかっていない様子でしたら絵本のレベルを下げてみましょう。
絵本は知らない世界や言葉を教えてくれます。難聴の息子には語彙を増やすために、なかなか経験できないことや出会いにくい言葉に出会えるよう意識して絵本選びをしていました。また、難聴児にとってユーモアを理解するということが難しいと言われていましたので、ユーモアの出てくる絵本も見つけたら読むようにしてきました。
子どもの将来は蔵書で決まると言われるほど、絵本は子どもにとって大きな影響を与えるとされています。同じ絵本を何度も読むことも、いろいろな絵本を読んでみることもどちらも子どもにとって様々な学びになります。
参考にしていただけると嬉しいですが、何よりも絵本が好きになってくれることや絵本を通じて世界が広がってくれることが大切だと思っています。子どもの「好き」が出てくる絵本や、子どもが選んだお気に入りの絵本が第一選択でいいと思います。絵本タイムを親子で一緒に楽しみましょう♪