絵本を読む―年齢・言語年齢別のポイント―

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絵本って、ただ読むだけでいいの?きょうだいのどちらに合わせて読んだらいいの?など、絵本一つでも考えてみると悩みがあったりしますよね。同じ絵本でも年齢や言語発達レベルに応じて読み方を工夫してみることをお勧めします!

段階別の読み方の工夫を書いてみますので参考にしてみてください^^

目次

<step1>模倣

子どもの言ったことを大人が繰り返す

  • 例) :ゾウさん!
  •    :ぞうさんだね

<step2>ラベリング

大人が絵に出てくるものの名前を聞かせる

  • 例) :これはライオンさんだね。
  •      これはウサギさん。

<step3>クローズクエスチョン

「はい」「いいえ」など1語で答えられる質問をする

  • 例) :あ、キリンさんだ。A君はキリンさん好き?
  •    :うん!

<step4>言語マッピング

子どもが伝えようとしていること、指差ししたもの、動きなどを言葉にする

  • 例) 絵本におにぎりがでてきて、子どもがおにぎりを握って食べる動作をした。
  •    :おにぎり握って…もぐもぐ食べてるね

<step5>命令

絵本の絵や内容などに関係することを、子どもに行動するよう指示する

例) :見て見て!ここ、開いてみて!

<step6>コメント

絵や絵本の内容にコメントをする

例) :あ!ゾウさん上手だね!

<step7>パラレルトーク

絵や絵本の内容について説明をする

例) 親:ゾウさんごはんの時間だって。ママにリンゴもらって嬉しそうだね^^真っ赤なリンゴおいしそう。

<step8>オープンクエスチョン

子どもが自由な返答ができる質問を問いかけてみる

例) いろんな動物が出てくるね。A君はなんの動物が好き?どんなところが好き?どこかで見たことある?など

<step9>拡張

子どもの話した言葉に新しい情報を加える

  • 例) :ゾウさん!
  •    :ほんとだ。お鼻が長くて、お耳も大きいね。お鼻でお水を吸って水浴びができるんだってすごいね。

最後に

例えがへたくそすぎてごめんなさい(>_<)伝わりますか…??む…難しい!

年齢や言語年齢が低いときは前半の関わり方が多く、成長につれて後半の関わりができるようになってくると思います。

ちょっと幼い子向けの絵本を読みたがることがあったり、弟や妹が選んだ絵本を読んだ時などは、『絵本の続き』を一緒に想像して考えてみるのも想像力を鍛えるのに良いかなと思います。

例えば、『おおきなかぶ』のかぶが抜けた「そのあと」抜けたかぶをどうしたかな?ご近所さんも呼んでみんなでお料理したのかな?切り分けてかぶのお店を開いたのかな?なんて、一緒に続きのストーリーを作るのも楽しいですよ^^

「こうしなきゃいけない」なんてことはなくて、楽しく絵本を読む時間の何かヒントになればと思っています。今しかない貴重な絵本時間。楽しみましょう^^♪

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この記事を書いた人

*・難聴息子を育てる主婦・*
息子1人の3人暮らし。現在休職中の看護師。
大好物は麺類と海鮮!泳げないけど海が好き。

難聴児子育てや自身の経験、子どもと作ったものなど紹介していきます^^

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